COLUMN 担当プランナーが伝える結婚式のこと

2019年09月12日(木)

自宅で結婚式を挙げよう

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自宅婚は当たり前だった!?

結婚式は、もともとは、両家が主催して行われる結婚の約束の儀式と、そのお祝いです。
ということは自宅で結婚式を挙げるということは、空間的な制約がなければ、望ましいということも言えます。

実際に江戸時代から明治時代までは、新郎の自宅に親族が集まり、能の「高砂」の尉(じょう)と姥(うば)の掛け軸を床の間に掛け、盃事(さかずきごと)と呼ばれる約束を交わす儀式を行う、いわゆる祝言(しゅうげん)が行われました。

自宅での結婚式は、このそもそもの儀式の意味を思い出させてくれる理想的な結婚式の形のひとつと言えそうです。

自宅で結婚式を挙げるということ

今までご自宅を結婚式の場所として選んだ新郎新婦には、様々な家族に対する思いがありました。
ある時は、病気のために外出が難しい祖父母のため、また、ある時は、長年自分を育ててくれた家族と家に対する感謝の気持ちを伝えるため。
そんな、いろいろな思いの詰まった、まさにアットホームな結婚式は、そのどれもが本当に素晴らしいものになります。
準備に関しては、自宅婚は様々な理由で準備期間が短いことも多く、また、故郷のご実家を会場とする場合には、打ち合わせは遠距離となることも多いです。
一方で、会場の制約は物理的なもの以外には存在しないので、結果的には特に問題なく準備を進めることができます。

現代でも意外と身近な自宅婚

さて、アットホームな挙式は、この15年間のトレンドでもあり、自宅での結婚式(以下、自宅婚)はその究極のかたちとも言えますが、物理的な制約のために自宅に人をたくさん招くのが困難な場合には、自宅風の一軒屋レストランや古民家あるいは一軒家を貸切ることで自宅婚のような結婚式が実現できます。

そして、自宅婚と相性の良いのがDIYの手作りなアイテムたちです。
多少の手間を惜しまなければ、自宅での結婚式はミニマルでエコな結婚式への近道でもあります。

アットホームなウェディングを思い描くお二人であれば、自宅婚を自分たちと無関係であると考えず、もっと身近なものとして捉えると結婚式の選択肢が各段に増えること間違いなしです。

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